第11回CMUレポート『ココロのナースが教える、心と体をケアする方法』

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ココロのメンテナンス方法をテーマに、血液検査結果の見方や認知行動療法を学ぶ講義を開催しました!

講師は、現在精神科でナースとして働く伊藤亜矢子さん。
自らうつ病となった経験をきっかけに、不調のサインを見逃さず、前向きな気持ちに切り替えられるヒントを伝えていきたいと、今回のCMU開催となりました。
会場となった南青山野菜基地さんより、今回の講義内容にも合わせた栄養バランスも考えたオーガニックなランチを提供いただきました。

【日時】2015年8月30日(日)12:00~15:00

【場所】南青山野菜基地 in 外苑前 http://www.yasaikichi.jp

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第11回はランチタイムを挟んだ二部構成、8割以上の方が初参加となり、講義だけでなく参加者同士の交流の場にもなりました。

【講師】 伊藤亜矢子さん
精神科でナースとして働く傍ら、心をテーマにしたウェブメディア「ココロミル」編集長、plus-handicapライターとして活動。個人ブログ「GOOD!! Log」も運営中。

 

心と体は繋がっている?

アイスブレイクでは、参加者の方のあげた腕を、講師の亜矢子さんが押し下げるという実験をしました。

好きな事をイメージしていると・・・、下がりにくい。

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一方、嫌な事をイメージしてみると・・・、下がりやすい!

無意識的に心に持ったイメージが、身体と密接に繋がっているという事を体感しました。

 

◆1部 体から心をみてみよう

血液検査の結果を読み解く方法として、健康診断の結果を元に、主な項目の持つ意味と自分で見るためのポイントを話してくれました。

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健康診断の結果は、全体の判定だけみて、細かい数値はあまり見ていなかったという方も多いかもしれません。
A判定ならOKではなく、100点に近ければ近い方が良いのです。
赤血球数や血色素量、総コレステロールなど、各検診項目の基準値の範囲に入っているかどうかだけではなく、理想値(分子整合栄養医学に基づく、健康維持のために理想的な値)を知っておくことも大切!

例えば、総蛋白(TP)の基準値は6.5~8.2g/dLですが、理想値は7.0g/dL以上、アルブミンは3.7~5.5g/dLの基準値に対して、理想値は4.5g/dLとなっています。
総蛋白、アルブミンは、共にタンパク質の量を表す数値でもあり、ハッピーホルモンと言われているセロトニンを作るのにも関係しているのです。

また貧血の指標となる数値であるフェリチン(定量)など、診断者によっては項目として出ていないことも。
貧血が気になる等、個別の症状に応じた数値を取ってもらうようにお願いしてみるもの有り。

このように検査結果から、自分の現在の状態を知り、生活習慣改善のヒント(睡眠不足など)が分かり、病気や異常の早期発見・早めの対策となり、心の健康へもつながっていくのです。

 

◆2部 思考から心を見てみよう

認知行動療法について説明頂き、セルフで認知行動療法が実践できるよう、ワークを行いました。

身の回りで起こった出来事に対して、自分自身の受け取り方や捉え方を認知と言い、その認知を振り返り、自ら働きかけていくことで、ストレスを軽くしていこうという提案です。

まず個人ワークでは、最近の自分の行動を振り返りました。

 

~例~
〈きっかけ〉 夫に話しかけたのに、無視された。
〈どんな反応をしたのか〉 腹が立ったので、文句を言った。
〈それ以外に受け止め方はなかったのか〉 聞こえていなかったのかもしれない。 もう一度声をかければ良かった。
〈その後、どうなったのか〉 一瞬嫌な顔をされたけど、すぐに元に戻った。

 

その後、個人の事例をグループで話してディスカッション形式でのワークを実施。
お店や病院、コミュニティ内での人とのやりとりなど、共感する体験も多く、話しは盛り上がりました。

これを毎日の生活に取り入れることで、セルフカウンセリングや自分の感情をコントロールできるようになったり、問題解決力の向上、思考パターンやネガティブな考えを変えていくことができます。

 

心の問題は人それぞれであり、解決方法を人それぞれです。

診断結果や行動を振り返りを通して、自分を知り、自分にあったメンテナンス方法を知ることが大切です。

それが結果として、毎日のHAPPY度を上げていくことにつながっていくのです。

 

◆サラダランチ&交流会

今回の会場を探すにあたって考えていたのは、心と体がハッピーになれるオーガニックなランチ・タイムを過ごせる場所。
料理の内容はもちろん、お店の立地や雰囲気、提供してくださる方全てがピッタリなお店を貸し切りにさせて頂きました。

事前に南青山野菜基地の笠井さん、渋谷さんと講義の内容を踏まえお話しをさせて頂きました。
当日は、たっぷり野菜でボリュームのあるサラダランチを提供頂きました。

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メインのサラダは、レタス、サニーレタス、水菜、紫キャベツと人参をベースに、旬の野菜として、オクラ、ごぼう、レンコン、いんげん、かぼちゃ、ミニトマト、きゅうり、生ハム、ルッコラをトッピング。主食にパンとチアシードのヨーグルトを添えて。

レタスは加熱せず生で食べる事で鉄分吸収を促進、サニーレタスからはビタミンEとC、カロテンを摂取。

またオリーブオイルと塩をかけて食べる事で、緑黄色野菜に多く含まれている脂溶性ビタミンの吸収率アップにつながります。

食事を通して、必要な栄養を取るだけではなく、素材の新鮮さや瑞々しさなどを食べて感じ、みんなと話しながらその時間を過ごすことで、結果的に身体の喜びとなり、心のメンテナンスに関係していく秘訣だと思いました!

So, what do you think ?

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